ユーザー車検 [メンテナンス・メモ]
モタモタしてたら、車検の期限が近づいて来てしまったので、先週末に休暇を申請して、
本日、品川の運輸局で車検を通してきました。
本当は、エンジンの調子が良くないので、ディーラーに出すつもりでしたが、引越&リフォームで
資金不足だったので、とりあえず車検だけは自分でやることにしました。
●検査の予約
こちらのサイトで車検の予約ができます。
http://www.kensayoyaku.mlit.go.jp/CarAnswer/app
朝、8:00前に自宅を出たんですが、平日の出勤時間帯ということもあり、鮫洲まで1時間もかかりました。
●予備検査
左フェンダーを板金修理した時に、ヘッドライトを外しているので、光軸がズレている筈なので、
東京運輸支局の真ん前にある早川自動車で、ライトテスターと光軸調整を依頼。
案の定、左側だけズレてました。
待っている間に、事務所のおねぇさんに自賠責保険の契約を依頼。
所要時間:全部で15分
料金:2,600円(税込)
自賠責:30,680円
●申請書類&納税(敷地内右手のC館)
①継続検査用の申請書セット(30円)を購入
・継続検査申請書(OCR用)
・自動車検査票1
・重量税納付書
②印紙販売窓口で必要な印紙を買って、書類に貼付け。
・検査手数料印紙 → 自動車検査票1
・重量税印紙 → 重量税納付書
③リサイクル券の購入(預託)
●検査受付(A館 2F)
書類が整ったら、検査受付窓口に書類を提出します。
「予約番号は?」と聞かれます。
「○○○○番です。」と答えると、なにやら予約番号の一覧表みたいな物にマーカーで
消しこみしてました。
「検査コースは見てきましたか?」と聞かれましたが、申請前に見なくてはいけないと
いうことでもないので、「はい!」と答えて検査書類を受け取ります。
●検査コースへ
普通自動車のコースは、7・8番とあったので、一応レーンをチェックしてコースの列に
並びます。
(1)外観検査
その間に、検査官が車両の外観と車台番号のチェックに来るので、
・ボンネットを自分で開けて、車台番号のチェックを受けます。
・検査官の指示に従って、ウィンカー、ハザード、ヘッドランプ、バックランプ、ワイパー、
ウォッシャーの動作確認します。
・ホイールナットの締め付け検査もありますので、センターキャップは外しておきましょう。
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ココまではすんなり
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検査官「あ!これタイヤの扁平率が低いから、サイドスリップの検査機にホイール
擦っちゃうかもしれないから、あっちの大型車のレーンに移動してくれる?」
ということで、京急のバスやら、トレーラーに混じって大型の検査コースへ。
もう一回ボンネット開けて、車台番号の確認を受けました。
(2)ブレーキテスト
検査コースに2つローラーの検査機があり、手前がブレーキテスターです。
まず、前輪をブレーキテスターに乗せます。
この時、すでにサイドスリップ検査は終わっていて、上の掲示板に合否が表示されています。
(Oなら合格。Xなら再検査)
電光掲示板に「前ブレーキ:踏む」がでたら、素早くブレーキを踏みます。
次に、後輪をブレーキテスターに乗せて、前輪と同様の検査を受けます。
パーキングブレーキが後輪に掛かる車は、ここでパーキングブレーキの検査を行います。
電光掲示板に「駐車ブレーキ:ひく」の合図が出たら、思いっきりパーキングブレーキを
ひきます。
私の場合、レバーを引いても、テスターの上で後輪がゆっくり回ってしまい、何度がトライ
しましたが、再検査となってしまいました。・・・・ orz
(3)スピードメーターテスト
駐車ブレーキが不合格だったことに動揺しつつ、ブレーキテスターの奥にあるスピード
テスターに後輪を乗せて、アクセルを踏んでメータが40km/hを指したらパッシングする
と思っていたら、私が並んでいる大型車用のレーンでは、天井からぶらさがっている、
押しボタンを押すタイプでした。 (病院のベッドにあるナースコールみたいなやつ)
「さて、アクセル踏んで・・・」
「あれ?回転は上がってるけど、スピード上がってこないぞ?」
・
・
「あ!トラクションコントロール効いちゃってるんだ!!」
ということで、トラクションコントロールスイッチをOFFにして、無事クリア。
(4)ライト・排ガス検査
クルマを前進させて、ライトテスターの位置で停止し、ハイビームを点灯します。
これは、予備検査を受けているので安心していたら、右ライトの検査で、テスターロボットが
全然関係ないところをさまよってしまい、検査官が駆けつけてきて、無線でやり直しの指示を
出してくれました。
後で考えてみたら、排ガスのテストを自分でやっていなかったので、このときに検査官が
センサーをマフラーに突っ込んでくれていたんだと思います。
(5)下回り検査
さらにクルマを前進させて、下回り検査を受けます。
レーンの下(地下)から、検査官がオイル漏れやボルトの締め付け具合等をチェックします。
検査の様子が、正面にあるモニターに映し出されています。
(6)総合判定
検査がすべておわったら、レーンの最後にある総合判定所(高速の料金所みたいな感じ)に
全ての書類を提出し、ハンコをもらいます。
(7)再検査
私の場合、パーキングブレーキが不合格だったので、ブレーキテストだけ再検査となりました。
そう簡単に直せるものではないので、BMW東京のサービスへ電話をしてみましたが、運悪く
工場は、月曜日は定休でした。
しばらく途方にくれていましたが、両手で思いっきりパーキングブレーキを引くと、検査を受けた
時より、もっと強く掛かることが分かったので、気を取り直してもう一度検査コースに入ることに
しました。(今度は、普通乗用車専用のレーンに入りました。)
再検査の旨を検査官に告げて、再度、車台番号の確認を受けた後、直接テスターに進みます。
普通車用の8番レーンは、新型のマルチテスターだったため、4輪すべてをテスターに乗せる
タイプだったので、不合格は、駐車ブレーキだけだったんですが、もう一度全てのブレーキテスト
を受けることになりました。
結果は、駐車ブレーキのテストの時、両手でこれでもかって言う位の力で引っ張って、合格と
なりました。(レバー戻すのに苦労したです。)
そのかわり、さっきOKだった前ブレーキのテストで「×」が出てしまい、検査官に「もうちょっと
ゆっくりペダル踏んでみて」と言われて、普通に踏んでみたらOKでした。
テスターの新旧によって、ちょっと勝手が違うようです。
(8)書類提出
無事検査を終えて、総合判定所ですべて合格のハンコをもらったら、C館2Fの ”継続検査
窓口”にすべての書類を提出して、新しい車検証とシールを貰ってすべて終了です。
なんとか、午前中に終わらせることが出来ました。
検査は無事終了しましたが、一回不合格となったパーキングブレーキは、後日メンテが必要ですね。
エンスト&加速したがらない現象の修理の時に、整備してもらうことにします。
エンストは、エアフローセンサーが悪いような気がしてるんだけど、ビーエムのエアフロって
5~6万円するらしい。トホホ
すげー。
車検を自分で受けてる人初めて見ました。
個人で受ける人って結構いるんですか?
by コッシー (2006-08-24 10:01)
>個人で受ける人って結構いるんですか?
私が行った日は、マニアックな車の人が多かったですね。
車好きの人は、結構自分でやってるみたい。
私の場合は、主に経済的な理由でユーザー車検としました。
by つっちぃ (2006-08-25 10:03)